沖縄産直市場のこだわり「じーまーみ豆腐」

皆さんはジーマミー豆腐は食べられたことがありますか？
ジーマミーとは、つまり落花生のこと！
落花生の風味ともっちりとした食感がクセになる逸品です。

今回はそんなジーマミー豆腐について、詳しくご紹介します！

かつては琉球王族の宮廷菓子として食べられていた「ジーマミー」でしたが、
宮廷料理が庶民の琉球料理へと変わっていく頃、「ジーマミー」も庶民の料理として広まっていったのでした。
また、ジーマミーの栽培が盛んに行われていたことも、ジーマミー豆腐が作られるようになった要因と言われています。
台風の多い沖縄は風に強く、痩せた土壌でも育成するジーマミーの栽培に適していたのだそう。

実は、ジーマミー豆腐は「豆腐」とは言うものの、大豆やにがりは一切使っていません。
生のピーナッツをすりつぶし、濾したものを芋クズで固めて作られています。
また一般的なジーマミー豆腐は、ボイラーなどによる“蒸気加熱”で炊き上げて作られています。
大きな釜で仕上げることができ、機械で自動的に温度調節もしてくれるので効率的に製造ができるのです。

一方、沖縄産直市場の「じーまーみ豆腐」はというと……
ピーナッツの風味を引き立たせるため、豆汁を炊き上げる際に昔ながらの“直火製法”で製造しています。
その方が香ばしさや手作り感がで出てくるため、あえて手間のかかる方法を選びました。
また、原材料のお塩はミネラルバランスに優れ、まろやかな味わいが特徴の北谷の塩を使用してます。